本日は夏至。
一年で、昼間が最も長く、夜が最も短い日。
年によって変わり、6月21日か6月22日、今年2012年は6月21日です。

冬至の「一陽来復」は陰の極まった状態ですが、
本日夏至は陽の極まった状態、太陽の力が最も強い日です。

昨夜は、新月、朔の月。昨夜もレッスンに参加して頂き、
本当にありがとうございました。

同じような生活を過ごしているとつい忘れがちですが、
太陽も月も、いつも同じ太陽や月ではなく、少しづつ変化しているのですよね。
そして、私たちも。

ハタヨガは、陰と陽のバランスを重要と考えています。
太陽と月、
吐く息と吸う息、
大地（下）と天（上）というような相反するものを統合し、調和していきます。

皆様も、ヨガのレッスン中、
ご自分が変化しているのを感じているのではないでしょうか。



太極図：相反するものが変化しつつ統合されている

＜日本＞
二見興玉神社の夏至祭
夏至の日の出と共に禊をする祭典。夫婦岩の前で行う。 伊勢参宮を控えた人々が心身を清め、罪穢れを祓った。夫婦岩の間から朝日が昇る。この神社と猿田彦は関係が深く、二見興玉神社の掛軸に「猿田彦大神出現の絵」として描かれている。古代の日本人は、朝日や夕日をとても神聖なものとして考えていたようです。

＜英国＞
ソールズベリーにあるストーンヘンジ（Stonehenge）という環状列石（ストーンサークル）で、玄武岩と中心にある祭壇石を結ぶ直線上に太陽が昇る。周りに現代的な建物がいっさいない丘なので、さぞや美しいと思います。

＜北欧　フィンランド、スウェーデン、ノルウェー、デンマークなど＞
ミッドサマー。日照時間の少ない国々では、太陽のパワーにあやかり、各地でお祭りが催されている。とても開放的な雰囲気です。

＜過去の記事＞
・冬至については、こちら
・「一陽来復」とは、こちら